a woman standing in the classroom

北海道「お受験(小学校受験)」の実態(2) 受験専門塾がない

北海道には小学校の受験専門塾がありません。北海道の「お受験」に向けた習い事と言えば、基本的には「幼児・早期教育」「英語教育」「能力開発」的なものです。

最近になって「プログラミング」もチラホラ見るようになりました。

しかし、「お受験」に特化した専門塾というのは依然現れません。これには、主に2つ理由があります。

  • <理由1>そもそも受験を意識する家庭が少ない。
  • <理由2>ノウハウがある塾・講師が少ない。

<理由1>については、北海道の進学事情が大きいでしょう。

(1) そもそも受験をして入学する学校が少ない(≒定員が多くない。札幌で合計約120名)。

(2) 「自分の家から遠く離れた小学校に通わせる」ことへの抵抗(特に札幌は「あいの里地区」)。

(3) 授業料・寄付金などの費用の問題。

(4) (中学校への)連絡入学・特別提携校のメリットを感じにくい。

そもそも、北海道で「受験対策」といえば、一般的には高校受験です。「よい高校」にさえ行ければ、別にそれまでは特別な教育をしなくても…という感覚が北海道には根強くあります。さらに北海道は高校でも公立至上主義の方が多く、各地域の一番校は公立学校のところが多くあるのが現状です(一部例外もありますが)。「私立の特別進学クラスを蹴って、公立高校に行く」なんてことが、ごく普通に行われています(そのため、私立の高校入試では「本校が第一志望か」を問う設問がある学校もあります)。

そんなわけで、小学校・中学校から受験させて…という意識になりづらいのが地域風土としてあるのです。

<理由2>は、そんな北海道であることが大きく影響します。北海道には高校対策受験塾はたくさんありますが、「中学受験塾」となればその数が大幅に減り、そのスタッフも大部分が「普段は中学生を教えている講師」が、「慣れない小学生に教えている」ケースが多い。少なくとも専業で小学生以下のみを教えている講師は北海道で10教室もないでしょう。

③お受験文化が浅い」に続きます。


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