全国統一小学生テスト(四谷大塚)や学ぶチカラテスト(日能研)、北海道学力コンクール(進学舎)の特徴を簡単に説明していきます。
学校のテストを10、NRT/CRT検査を20、附属中学校受験問題を50、札幌市内有名私立中受験問題を80、市内私立中学校最高レベルの受験問題を100として数値化してみます(個人の感想&算数科を基準にしています)。
1 全国統一小学生テスト(別名「全統小」・四谷大塚) 90
北海道でも受験可能な、日本最大規模の統一テスト(外部テスト)。外部テストとしての難度は国内最高レベル。北海道の小学生にとっては異次元の問題レベルと言えます。この問題を「標準」として学んでいくのは、相当な学習量(と費用)が必要なことでしょう。
北海道私立中学校の入試問題と同等の難しさ。それ専用の対策をしていないと、あっさりはじき返されるのがオチです。全国(東京)の中学受験を基準としている時点で、北海道の実態とは大きく合いません。学校の授業とは全くの別物。これができなくても、何も気に病むことはありませんが、力試し的にやることは面白いと思います。なにより無料ですし。
2 学ぶチカラテスト(日能研) 80
全統小くらべると、受験対策の側面が若干薄れますが、それでも東京標準ですので、かなり難しいです。独特な発想を求められる問題は、慣れの要素が重要になり、「日能研に通っていない子は難しい…」というのが正直な感想でよく聞くところです。
考える力は重要ですし、そのことに気付く意味で受けることに価値はあります。また、日能研のスタイルが合う子供もたくさんいますので、挑戦する気持ちで受けるのはとてもよいと思います。
3 北海道学力コンクール(進学舎) 45 発展編(6年)60
北海道の塾に通う中学生の多くが受ける「北海道学力コンクール」の小学生版です。1~3年生は、毎年同じ問題が出る形式です。4年生以上の問題は非常に良質で、中学校受験する子供にとってちょうど良いです。このレベルの問題をもれなく満点で行けるよう勉強するのが、北海道の受験勉強の基準になる。中学校の学習にもつながりやすく、作業(修行)感なく学びを進めていける絶妙のラインです。このレベルの問題をしっかり解けなくては、札幌の私立受験ではほぼ戦えず、合格圏の戦いはここでの得点率の差によるところが大きいです。
受験算数の問題と、中学での学習内容には関連があまりありません。さらに、受験算数がつらくて算数を嫌いになったり、勉強を嫌がるようになる子供は一定数います。一方で、受験算数を乗り越えた(辛抱強い)子供たちは、高校受験でも力を発揮することは考えられます。
我が子を見た時、どのバランスで受験勉強に取り組ませるのか。勉強嫌いになる前・なった時に、どんな手立てがあるのかを見極めることが、保護者の仕事だと思います(自戒を込めて)。
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