Child receiving treatment severe malaria

子どもにスマホ・タブレットを与えるのは「いつ」から?④生活リズム

3 (保護者)子供の生活リズムをある程度管理できること

 ここでまとめるのは「依存症」のお話です。何をもって「依存症」とするかは様々ですが、私が一番納得がいっている定義は「ほかの行動に影響が出たら『依存症』」というものです。

 スマホやタブレットの使用により、最も影響が出やすい「ほかの行動」が睡眠時間です。「寝不足により、朝起きられない」はその典型です。「普段だるそうにしている」「あいさつをしなくなった」「朝食を食べなくなった」も「行動に影響」がでているので、依存症です。
 スマホをもつ前に、今の生活リズムや行動の様子(特に「よいところ」)を可視化しておき、それと比較して「変化していたら」(≠悪くなっていたら)「依存症」と判断し、まずスマホの利用とその変化についての因果を確認した上で、どうするかを子供とよく話し合います。
 例を挙げれば、スマホを使うようになってから、学校の遅刻が増えた場合は、「私(保護者)は、遅刻が増えていると思うけど、あなた(子供)はどうしてだと思う?」と聞き、「どうしたらよいと思う?」と考えさせます。決して「スマホのせいじゃない?」と安易にスマホを悪者にせず、あくまで「遅刻しない」という「行動」のために話し合っているということにするのが大切です。
 たいていの場合、子供はスマホの時間を確保したいので「朝早く起きる」という対症療法的な解決策を出します。しかしその後、「眠くて起きれない」ことが起きます。そこですかさず、「ほかの方法はない?」と聞くと、”自分から”「夜のスマホの時間を減らす」と言わせることができるのです。
 悪い例としては、「早く起きないとスマホを取り上げるよ」と一方的に因果関係を作ってしまうことです。こうなると、自分の実感がないままに勝手にスマホ=悪のイメージとなりますし、子供は非難されているだけの印象しかないので、当然反発します。また、実際取り上げない・取り上げてもすぐ返すのでは、誤学習(どうせ怒りが収まれば使える)をすることにつながります。自分で考えず、保護者の機嫌を見て、どうやってごまかそうかということばかり考える子供になってしまいます。

続きます。まとめです。


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