FUYUNOでは毎回、目標タイムと記録で定着させています。

算数で最も大切なのは「考える力」です。問題文を読み取り、状況を整理し、どの方法で解くかを選び、試行錯誤しながら答えに近づいていく。この一連の流れが本来の算数の学びであり、子どもが伸ばすべき中心的な力だとFUYUNOは考えています。

しかし、この「考えるプロセス」にしっかり時間と意識を使うためには、計算が“自動化”された状態であることが欠かせません。
計算に時間や注意が取られてしまうと、問題の理解や考え方の見通しが立たず、余計なミスも増えます。結果として、「本当は考えれば解ける問題」に十分なエネルギーを割けなくなってしまうのです。

そこでFUYUNOでは、授業のたびに “目標タイム”と“記録”の2つをセットにした計算トレーニングを行っています。
九九であれば「20問を1分弱」を基本に、学年ごとに段階的な目安を設け、習熟度に合わせて負荷を調整します。取り組みは毎回記録用紙に残し、前回との差や到達度をすぐ確認できる仕組みにしています。

ここで重視しているのは、「できない今」を評価しないことです。
記録の目的は、弱点探しではありません。むしろ、**“できるようになった後に振り返り、成長を実感するため”**の仕掛けです。昨日の自分より少し速くなった、前よりスムーズにできた──そうした成功体験の積み重ねが、子どもにとって大きな自信になります。

また、記録があることで家庭学習にもつながりやすく、家で取り組んだ成果が次の授業で「更新」として表れます。このループができると、計算がどんどん自動化され、思考に使える時間が増え、算数全体の理解が深まります。

計算は算数の一部ですが、算数の“土台”であり、考える力を支える重要な基礎です。
FUYUNOの毎回のトレーニングは、この土台を安定させ、子どもたちが安心して「考える算数」に踏み込めるように支えています。

次回は、この計算トレーニングの中心となる 九九アプリについて、具体的な学年目安や連続モードの活用方法をご紹介します。


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