上位層の子供たちに学ぶ機会を届ける。
その実現手段として、私はオンライン授業に大きな可能性を感じています。
オンラインの最大の強みは、「場所の制約を超えること」です。
どんなに遠い地域にいても、同じ授業を、同じ質で受けることができる。これは北海道のように広い地域を持つ場所において、極めて大きな意味を持ちます。
もし、一定のレベルに達した子供たちに対して、思考の深さや表現の精度を求める授業を定期的に提供できたとしたら。
もし、それを継続的に受けることができたとしたら。
これまで中位層にとどまっていた子供たちの中から、確実に上位層へと伸びていく動きが生まれるはずです。
もちろん、オンラインであれば何でも解決する、という単純な話ではありません。授業構成の精度、双方向性、子供たちの集中力の維持、そして何より「本当に考えさせる設計」が求められます。
むしろ、対面以上に設計の質が問われる世界です。
だからこそ、この分野は「誰でもできる」ものではなく、一定の専門性が必要になります。そして、そこにこそ自分が関わる意味があると考えています。
現在、私は2027年度の実施を一つの目標として、このオンライン授業の準備を進めています。今年一年は、その土台をしっかりと作る期間です。
北海道のどこにいても、学びたいと思った子供が、きちんと学べる環境をつくる。
それは大げさな改革ではなく、「本来届くべきものを、ちゃんと届ける」という、ごく当たり前の取り組みなのかもしれません。
そして、その積み重ねが、結果として「北海道の学力」という見え方そのものを変えていく。
そんな未来を、少し本気で考えています。

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