
その2はこちらから。
今回は項目11から解説していきます。
11 交通の便(近さ・手軽さ)
親御さんにとって「安心・安全」と言い換えてもいい要素でしょう。
地域に住んでいると「近くに塾がない!」ということはよくありますし、夜に外を歩かせるのは不安と感じる親御さんの気持ちはよくわかります。やはり安全・安心というのは、(特に小学生の)学習塾を選ぶためには大変重要な要素といえます。(通塾時間がかかることも多少は要素になりえますが…同時に安全面での不安につながると考えることが多いようです)
札幌市などでは、駅があるごとに塾があると言っても過言ではないほど大手塾がありますし、K文式に至っては町中いろんなところで見かける印象があります。通信系の教材は、家で受けられる=外に出る必要がないということですから、より安心・安全の度合いは増えるでしょう。
また、車社会の北海道ですが、学習塾に駐車場があるところはほとんど見かけません。商業施設に付帯した塾が、公用駐車場をつかえるケースはあっても、独立して駐車スペースを確保している塾はあまり見ません。(FUYUNOは3台分あります)
実際は地下鉄・バスなどの公共交通機関を使わないと考えると、ほぼ「小学校に近いか」というのが大事な要素になりそうです。より特化した塾で、それだけの価値を生み出している塾かどうかと、安全・安心を天秤にかける…というのはよくあるお悩みポイントかも知れません。
12 価格の安さ
お悩みポイントの3つ目は価格の安さです。
そもそも学習塾はどうやって価格を決めているのでしょうか。まず、講師に払う人件費、暖房や施設利用に係る設備・管理費、教材やアプリ使用料等に係る教材費、生徒管理のためのシステム利用費などなど、多岐にわたります。
それらはそれぞれの塾の特性に合わせて軽重が付けられており、例えば、教材・通信系であれば設備・管理費がかかりません。講師に専門性も求められないので、人件費も安く抑えられます。その分、教材の充実にお金をかけ、全体的な費用も下げることができるわけです。
個人塾であれば、人件費は本人のみです。ただしその分、授業回数やたくさんの生徒を集めることが難しくなります。塾生が少なければ相対的に、設備・管理費にお金がかかることになります。逆に大手塾は、大学生などを起用することで人件費を下げつつ、設備・管理費も人数で割ることで一人当たりの負担を減らすことが可能です。教材や消耗品もたくさん仕入れることでの割引もあったりします。
例えば札幌市における相場観としては、通信系は月5,000円以下、個人塾が週1回で7,000円程度、大手塾で週2回で10,000円程度といったところです。
中学受験塾となると大きく相場が変わります。週2・3回で20,000~80,000円程度とかなり幅があります。講師の質にも差があり、大学生が教えている塾もあります。塾側が重点的にお金をかけている部分も異なりますので、特色が出やすいのもありますが、中学受験塾自体が多くないこともあり、比較が難しいところです。さらに、塾の方針により宿題や授業数を増やす傾向であれば、金額は高くなります。授業時間や宿題の量はそのコストに対して、どれだけの価値を生み出せるのかのバランスを「その子供に合わせて選ぶ」という選択肢をもつことが重要です。
13 入りやすさ(人数)
希望すれば入塾できる…というのが理想ですが、いわゆる学校の勉強に合わせた、比較的安価な補習塾はとても人気が高く入塾が難しいところもあります。ただ現在の北海道においては、一般的には塾は売り手(塾)には不利な状況で、買い手(ご家庭)の希望で選べる傾向にあります。入塾できないので、通信・教材系でということはないわけではないですが、その場合は本来の目的や、通信・教材系の塾の特性を理解した上で選ぶことが大切です。
とりあえず成績が悪いので、近くの安い塾に通わせてみよう…というのは、「安物買いの銭失い」になりかねないので、子供にどんな支援が必要なのかを考えて、それをサポートしてくれるかを基準に選ぶことが大切です。
以上を踏まえて、「お子さんにあった」塾選びをするのがよいと思います。あくまで、塾に通うのはお子さんです。何となく通おうとせずに、お子さんと対話した上で、ピッタリ合う塾を選びたいものです。
次回は、それぞれの塾の特徴を整理して、まとめようと思います。
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