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北海道「お受験(小学校受験)」の実態(5) 数字で見る「お受験率」

附属小学校や私立小学校の受験をされる家庭の中には、北海道外(特に首都圏)から来る方がかなりいます。この辺は、「お受験」に対する捉え方の違いからくるものと思われますが、これを「お受験率」(全児童数に対する小学校受験をする児童数の割合)で見てみようと思います。

都市部の大手学習塾が発表した2024年度入試の「お受験率」はおよそ

 東京都 32.4% 神奈川県 16.6% 埼玉県 18.3% 千葉県 17.4%

となっており、2023年度入試とほぼ変化がありません。全体で22.6%です。

一方北海道は、と言うと…。データ元は北海道教育委員会から出ている「北海道学校一覧」より、「1凡例・小学校の部」、2023年度入学児童数ベースでお話しします。

 北海道の2023年度入学児童数は34,325名。うち、公立は34,032名です。

「私立小学校の倍率が2倍、国立小学校の倍率が5校平均で1.5倍(見積もり)」と考えると、「お受験」をしたのは、500名程度になります。上記データに合わせて都道府県別としてとらえるなら、

 北海道の「お受験率」は、1.4%となります。

もう少し詳しく、「札幌」に焦点化します。お受験校の通学圏である、札幌都市部に限定すれば(数名いる例外は除外しています。)児童数が、9,360名となり、「お受験」人数は200名程度と予想されますので、

 札幌市の「お受験率」は、2.1%となります。

思ったより低かった…という驚きもあると思います。さらに、全データがそうですが、「のべ人数」で考えているので、特に併願できる(ただし、合格発表は私立が先で附属小発表後の選択はできない)札幌においては、重複して受験している児童数を考えれば「お受験をした児童数」はもっと少なくなります。(=「お受験率」が下がる)

以上を踏まえて、北海道で「お受験」を考えることが、いかに特殊かについて理解した上で、この後の話をしていこうと思います。

⑥なぜ受験が『特殊』と思われるか」に続きます。


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