「“勉強だけでいい”って、どういう意味?」

「学校(塾)は勉強だけ教えてくれればいいんです」
保護者の方と話していると、そんな言葉を耳にすることがあります。

気持ちはよくわかります。
人間関係や生活面の指導は家庭でやるべきで、学校は学力をしっかり伸ばしてほしい。そう考えるのも自然です。

ただ、この言葉に、私は少しだけ引っかかりを感じます。
それは、「勉強って、どこまでを指しているんだろう?」という点です。

多くの場合、「勉強」と言うと
・テストで点をとること
・国語や算数などの教科の知識
といったイメージが浮かびます。

でも学校で行われていることは、それだけでしょうか。
たとえば、友達の考えを聞くこと。
自分の意見を言葉にすること。
うまくいかない問題に粘り強く取り組むこと。

これらは「勉強」とは別でしょうか。
それとも、同じものの中に含まれているのでしょうか。

もし「勉強=知識」だけだとすると、学校の役割はとても小さくなります。
でも、実際の学校生活を思い返すと、それだけとは思えません。

では、そもそも学校の役割とは何なのか。
そして「勉強」という言葉は、どこまでを含むのか。

次回は、教育基本法や学校教育法をもとに
この問いを少し整理してみたいと思います。


【次回予告】
「学校の役割は“勉強する場所”では足りない」


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