「もっとやりたい!」が生まれるプリント学習
小学校受験のプリント学習というと、「正しく答えられるようにすること」が大切だと思われがちです。
もちろん、正解することは大切です。しかし、幼児期の学びにおいては、それ以上に大切なことがあると私は考えています。
それは、
「なるほど!」を親子で共有すること
です。
プリントに取り組んでいると、どうしても子供がわからない場面に出会います。
そんなとき、大人はつい説明したくなります。
「ここを見てごらん」
「こう考えるんだよ」
「前にもやったよね」
悪気はありません。むしろ、子供のためを思っての言葉です。
しかし、私は最近、この場面で必ずしも先生役になる必要はないと感じています。
むしろ、
「難しいね」
「一緒に考えてみようか」
「答えを見てみようか」
という関わり方の方が、子供の学びを前向きにしてくれることがあります。
例えば、答えを見ながら、
「なるほど!」
「そういうことなんだね!」
と親が反応すると、子供は不思議と嬉しそうな顔をします。
それは、自分の考えや発見を誰かと共有できた喜びなのかもしれません。
大人は「わかること」に価値を感じがちです。
でも幼児期の子供は、「わかってもらえること」に大きな喜びを感じます。
だから最初のステップでは、無理に解かせる必要はありません。
理由を説明させる必要もありません。
まずは、
親子で一緒に発見すること
を大切にしてみてください。
おすすめなのは、次のような声かけです。
- 「どんな問題かな?」
- 「一緒に見てみようか」
- 「難しいね」
- 「答えを見てみようか」
- 「なるほど!そういうことなんだね」
反対に、
- 「なんでわからないの?」
- 「前もやったでしょ」
- 「ちゃんと見て」
- 「違う違う、それじゃない」
といった言葉は、子供が挑戦する気持ちを小さくしてしまうことがあります。
学びのスタートは、正解することではありません。
親子で同じものを見て、
「なるほど!」
を共有することです。
その積み重ねが、
「もっと知りたい」
「もう一度やりたい」
という気持ちにつながっていきます。
次回は、プリント学習で意外と見落とされがちな
「自信を育てる」
というステップについてお話しします。
理由を説明することよりも前に、子供にとって大切な経験があるのです。
次回予告
STEP2 自信を育てる
「どうしてそう思ったの?」
その質問を少し待ってみることで、子供の学びは大きく変わるかもしれません。

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