これまで、
- 合格実績だけで塾を選んでよいのか
- 小学生専門塾を選ぶメリット
についてお話ししてきました。
最終回となる今回は、
「中学校につながる学びとは何か」
について考えてみたいと思います。
中学受験を考えると、どうしても目の前の試験に意識が向きます。
どんな問題が出るのか。
どんな対策が必要なのか。
どれくらい勉強しなければならないのか。
もちろん、受験である以上、それらは大切です。
しかし私は、
「受験のために学ぶこと」と「中学校でも役立つこと」
の両方を意識する必要があると思っています。
中学受験では、学校の授業だけでは扱わない問題に取り組むこともあります。
特殊な解法を学ぶこともあります。
受験に必要だからこそ学ぶ内容です。
一方で、それらの中には中学校へ進学した後に直接使う機会が少ないものもあります。
もし受験だけを目的にするなら、学習量はどこまでも増やせます。
ですが、小学生の時間は限られています。
学校生活もあります。
友達との時間もあります。
習い事や家族との時間もあります。
だからこそ、
「何を学ぶか」だけでなく、「どこまで学ぶか」も大切です。
私は中学校の教員として勤務した経験があります。
その中で感じたのは、中学校で伸びる子供たちは、必ずしも小学生のうちに多くの知識を覚えていた子ばかりではないということです。
むしろ、
- 自分で考えることができる
- 分からないことをそのままにしない
- 学ぶ習慣が身に付いている
- 話を聞き、自分の言葉で説明できる
そうした力を持っている子供たちが、少しずつ力を伸ばしていく姿をたくさん見てきました。
だから私は、
受験対策を行いながらも、
「学習者として育つこと」
を大切にしたいと思っています。
実際、中学校へ進学した保護者の方から、
「今でも自分から勉強しています」
「分からないことを自分で調べるようになりました」
というお話をいただくことがあります。
私にとってうれしいのは、合格の報告だけではありません。
受験が終わった後も、自分らしく学び続けている姿を聞くことです。
中学受験はゴールではありません。
その先には、中学校、高校、大学、そして社会へ続く学びがあります。
だからこそ、小学生のうちに身に付けるべきものは、知識やテクニックだけではないと思うのです。
私たちは、
「問題が解ける子」だけではなく、「学び続けられる学習者」
を育てたい。
それが、小学校専門の指導を大切にしている理由の一つです。
🌱 第1回 合格実績だけで塾を選んでよいの?
🌱 第2回 中学受験で小学生専門塾を選ぶメリット3つ
🌱 第3回 中学校につながる学びとは何か
中学受験は合格がゴールではありません。
その先の学びまで見据えながら、お子様に合った環境を選んでいただければと思います。

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