39-2 【中学受験】YouTubeが消えた日、あなたのお子さんは何をすると思いますか?

前回は、

「もし明日、YouTubeが世界から消えたとして、ご家庭の悩みは本当に解決しますか?」

という問いについて考えました。

今回は、その続きを考えてみたいと思います。


YouTubeがなくなったら、どうなるでしょう?

もし明日の朝、YouTubeが使えなくなったとします。

動画は見られません。

ショート動画もありません。

お気に入りのチャンネルも消えてしまいました。

そのとき、あなたのお子さんは何をするでしょうか。

本を読むでしょうか。

勉強を始めるでしょうか。

私は、そうとは限らないと思っています。

おそらく多くの子供は、別の娯楽を探します。

ゲームかもしれません。

漫画かもしれません。

Robloxかもしれません。

別の動画サービスかもしれません。

大人だって同じです。

テレビが壊れたからといって、突然資格の勉強を始めるわけではありません。

スマホが使えなくなったからといって、自動的に読書家になるわけでもありません。


問題は「置き換わる」だけかもしれません

YouTubeをやめさせれば解決すると思っていたのに、

今度はゲームばかり。

ゲームを制限したら、

今度は別の動画ばかり。

そんな話は珍しくありません。

もしそうなるのであれば、

私たちが困っていたのは本当にYouTubeだったのでしょうか。

YouTubeは、たまたま目につく存在だっただけかもしれません。


本当に困っていることは何でしょう

保護者の方にお話を聞くと、

本当に困っているのは

「YouTubeを見ていること」

そのものではないことが多くあります。

例えば、

  • 自分から勉強を始められない
  • 時間の使い方が分からない
  • やるべきことを後回しにする
  • 夢中になれるものが娯楽以外にない

といったことです。

これらはYouTubeを消しただけで解決するでしょうか。

おそらく、それほど簡単ではありません。


向き合う相手を間違えないために

もちろん、視聴時間のルールは必要です。

家庭ごとの約束も大切です。

ただ、

YouTubeを消すことが目的になってしまうと、

本当に向き合うべき課題を見失ってしまうことがあります。

大切なのは、

「YouTubeを見ていること」

ではなく、

「なぜYouTubeに流れてしまうのか」

を見ることです。

そこが見えてくると、

向き合う相手はYouTubeではなく、

時間の使い方だったり、

学習習慣だったり、

自分をコントロールする力だったりするのかもしれません。


次回予告

昔の大人たちも、

「テレビばかり見ている」

「ファミコンばかりしている」

「マンガばかり読んでいる」

と心配していました。

では、今のYouTubeと何が違うのでしょうか。

次回は、

『ファミコンも、テレビも、ビートルズも消えませんでした。』

というテーマから、子供の興味と大人の不安について考えてみたいと思います。


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