🌟「間違いを隠す」ことが成長を止める理由（第2回／全3回）

子どもが間違えたとき、どんな反応をするか。
それは、学びの質に大きく関わってきます。

「間違えたことを隠す」「わからなかったことを認めない」「ウソをついてごまかす」――
こうした行動は、成長するチャンスを自分で遠ざけてしまうものです。

当塾では、できないことを責めることはありません。
でも、できなかったことをごまかしたり、隠したりすることには、厳しく向き合います。
それは、本人の成長を本気で願っているからです。

時には、本人が「ウソをついたつもりではなかった」と言うこともあります。でもそれは、もっと深刻な状態です。
大人の評価ばかりを気にして、自分の課題に向き合えていない――
それこそが、成長を妨げるマインドセットなのです。

間違いは、成長の入り口。
それを隠してしまうと、入り口ごと閉じてしまうことになります。

次回は、「たくさん間違えよう」という気持ちが、どう学習を前向きに変えるのかを考えてみます。