小学校受験プリント学習の新しい進め方
小学校受験のご相談を受けていると、保護者の方からよくこんなお話を聞きます。
「なかなか机に向かってくれません」 「間違えると嫌がってしまいます」 「理由を聞いても答えてくれません」
そんなお悩みを聞くたびに感じることがあります。それは、多くのご家庭が「どう教えるか」に意識を向けている一方で、「どう一緒に学ぶか」という視点を持つ機会が少ないということです。
プリント学習というと、親が問題を出し、子供が答え、親が丸付けをして教えるという流れを思い浮かべる方も多いでしょう。
もちろん、それで学習が進むこともあります。
しかし私は、幼児期の学びにはもう一つ大切なことがあると考えています。
それは、
「親子で学びを共有すること」
です。
わからない問題が出てきたとき、すぐに正解を教えるのではなく、
「これ、なんだろうね?」
と一緒に考えてみる。
わからなければ、
「答えを見てみようか」
と一緒に確認する。
そして、
「なるほど!そういうことなんだね」
と発見を共有する。
このような時間の積み重ねが、学ぶことへの前向きな気持ちを育てていくのだと思います。
私は、プリント学習を進めるときに、
①発見を共有する
②自信を育てる
③おうちの人に教える
④問題を出し合う
という4つのステップを大切にしています。
子供が「できた!」を感じること。
おうちの人に自分の考えを伝えること。
そして、一方的に教わるだけではなく、おうちの人と一緒に学ぶこと。
そんな経験の中から、
「もっとやりたい!」
という気持ちが生まれてくるのではないでしょうか。
このシリーズでは、私が大切にしている「親子で学ぶ4つのステップ」について、全3回に分けて詳しくお話ししていきます。
次回は、最初のステップである
「発見を共有する」
についてご紹介します。
実は、子供が学ぶことを好きになるために、最初に必要なのは「正解すること」ではないのかもしれません。

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